★遠い彼方にある最初の出会いは 少し離れたところにあった。
床屋さんの店先にいつも2−3頭の狆がいたことだったと思う。
動物好きの私は何か用事を見つけてはその家の前を通り 犬たちに見入っていたものだ。
まさか自分が狆のとりこになるなんて その時は夢にも思わなかった頃でした。
★家の西方に今で言うペットショップ(昔の言い方では犬屋さん)が出来ました。
弟の同級生のご両親が(ご主人が犬好きが講じて)始められたもので
高校生の時には学校から帰ると入り浸っていました。
高校生の時は 真剣に訓練士かハンドラーになりたい・・・と思っていました。
そのご主人も「訓練を教えてあげるヨ」と反面期待してくれていたのかもしれなかった。
何度も一緒にJKCのショーに連れて行ってくれた。でも私は踏み切れなかった。
まじめな両親の長女に生まれた私はそんな不安定な仕事には就けなかった。
親の期待通り、普通の会社に就職。普通の事務員になった。
★そして遂に初めてのボーナス35000円也を持って 私はその犬屋さんへ行った。
ワンコを自分の力で手に入れようと勇んでいた。
でもそのおじさんは我が家が住宅地にあることを知っていたので
飼うんだったら狆が良いヨ・・・狆にしなさいと力説された。
そして横浜にあるブリーダーさんに電話をしてくれ引き取りに行く約束をした。
そのおじさんのお陰で私と狆とが出会うことになった。
★その後の日曜日、おじさんと2人で車に乗りブリーダー宅へ。
その頃「愛犬の友」でもおなじみだった 狆の沢潟舎(おもだかや)犬舎だった。
生後35日、男の子の狆を抱きしめて家に帰った。
私の狆の第一号「沢潟舎 慶雲」 彼のことを思い出すと涙があふれてくる。
その後の事故で片目を失ってしまった彼は 私一筋に生きてくれたのに
主人が犬嫌いで生涯を 私の実家で送ることになってしまった・・・
彼を忘れないように大切な明日香の長男に彼の名前を付けた。
『湘南真紀舎 慶雲』と・・・
